2012年8月25日土曜日

お坊さんのお説教

今日は亡くなったおじいちゃんの祥月命日で、お寺のお坊さんがきてお参りをして下さいました。春のお彼岸、夏のお盆、秋のお彼岸と家族が亡くなった祥月命日の日には必ずお参りに来て下さる惠光寺のお坊さん、実は同じ幼稚園に通うお子さんをお持ちのお父さんでもあり、「その」の話で盛り上がることも(笑)。
そのお坊さんのお説教、いつも心に残る素敵なお話なんですが今日のお話もとても素敵なお話だったのでブログに書いてみようと思います。
ちょっと席を立ったので途中からだったのですが‥毎年やる子ども同伴のお寺の合宿でお夕飯に「ひじきの煮もの」が出たそうです、一諸にお夕飯を食べていたベテラン?のお坊さんと「このひじきおいしいですね〜」とそんな会話をしていたら、「うん、うまいな。ところでお前さんは しじき って言葉知っているか?」と聞かれたそうです。ひじきじゃなくてしじきですか?とお尋ねすると、そのベテラン坊さんはこう教えて下さったそうです。仏教のなかでしじきとは『思食』と書くそうで(これで意味が分かりますね。)思いを食べるという意味があるそうです。私たちは日々、美味しいごはんやお水を頂くことでからだを作って行くのですが、もう1つこの「ひとの思い」を頂くことで目には見えないけれど大切なものを頂いている。ざっとそんな内容のお話だったんです。
今ある自分の存在を大切に思われていることを「ありがとう」という気持ちで頂く、それはとても生きることに深い意味が出て来ると私はとてもこのお話に感銘を受けました。そして自分のまわりにはなんて「ありがとう」が多いことだろう‥だから少々のことがあっても頑張れるのかなってそんな事を思いました。
このお話、しっかり心にとめておこう。

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