2015年4月7日火曜日

卒園

3月の土曜日のこと。
無事に3女が卒園の日を迎えました。卒園、卒業はこどもたちの晴れ舞台。
こどもも緊張する〜と前日くらいから興奮冷めやらぬ感じでしたが、親である私も無事に送り出すまでは実はドキドキしているのです。
こどもたちの体調は大丈夫かな、あれこれと準備の漏れはないかな、時間に遅刻しないように行けるかなとか、家族(両親)への配慮は足りているかなとか色々頭では考えながらやってはいるつもりだけど、大抵何かは抜けています(笑)
それでも自分の心に余裕を持つと、しぜんと流れていくその時にも余白が生まれてくるように思います。
上の二人のお姉ちゃんたちの卒園の時もそれぞれに小さな子を抱えての式だったから、卒園式そのものをじっくり味わうことができなかったのだけれど、今年もまた禮士を抱えての式になるから半ば諦めていて、参列させてもらえるだけでもありがたいと思って後ろの列でそっとこどもたちの姿を見守っていました。
「こどものその」ではどのような記念行事でも写真撮影は御法度とされていて、カメラのレンズからその場面だけを覗くことはやめてくださいと教えられてきました。確かに、その場面をカメラに収めようとすると、どうしてもそこのその部分だけしか見えないで終わってしまう。自分の目と心で見ることで味わうこととはまったく違う思い出になるのだとこの6年で私自身も学ばせてもらったことでした。
それぞれに背景をもちながらも共に過ごしてきた仲間たちとの合唱にはほんとうに心を打たれました。わたしのこころのアルバムにしっかりと残させてもらったよ。

小さくてまだまだ赤ちゃんからやっと抜け出した2歳児でひよこ組に入園。
最初は言葉の前に手が出てしまうことが多くて連絡ノートでもすみません。。ごめんなさいの連続だったような気がします。それでもどんな時も担任の先生に限らずのそのに居る誰しもがきちんとその子の特性を見抜きながら温かく見守ってくれることでこどもたちはのびのびとまるごとぜーんぶを楽しんでいました。
親はこどもたちのそんな姿をちょこっとサポートするだけ。行事には皆で取り組みここぞとばかりに大いに盛り上げるその力も大きな魅力でした。

自分たちの生活の傍らにあった「そので過ごす時間」がなくなってしまってまるで蛻の殻のようでぽかーんとしてしまっています。
でもここで得た大きな愛を翼にしてこどもたちは見事に羽ばたいていくのだろうな。

和歌子ちゃん、卒園おめでとう!そしてありがとう。みんな。



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