2016年11月1日火曜日

子育て論 続き

そう、大事なのは生身の人間をちゃんと受け入れて受け止めて、いろいろな出来事も感情もみんなひっくるめて「わたし」が生きている証拠として起こっているということを自覚できることが大事だし、大人もこどもも日常の中にワクワク・ドキドキするような高揚するハートが必要だし、かといって何事も過剰になりすぎず、よい加減にものごとが進むような日々を送れることは、母親になった今すごく大事にしていきたいと思っていることで、こんなそんなの内容の濃いお話を今日の講演会でたっくさんのヒントを頂いてものすごく合点があって嬉しくなったので、書きたいままに書きました。

こどものありのままの姿 ようく見つめてあげてみてください。
すごく一所懸命生きているし、頑張っているし、すごく高いエネルギーを持ってこの世に生まれてきてくれているのです。そうだ、私たちも。
そして、がんばりすぎず、時に怠けることも緩めることもすごく大事だよね。
「笑い合える」こと こんなに尊いことってあるかな?

それと、もうひとつ繋げて書きたかったこと。
私の所属している「志木おやこ劇場」のこと。

今の世の中って便利になればなるほど、人との間柄が希薄になってお付き合いや人と触れ合うことさえも自分が求めていかなければ疎遠になってしまうことって多くはないだろうか。
確かにずっと誰かと一緒とか、いつもだれかと一緒というとたまに鬱陶しく感じることもあるだろうけれど、自分と違った人との接触から得られる違和感や感情はやっぱり生きて行く上では不可欠な要素だなというのも大きな気づきでした。
家の中だけでは得られない繋がり、ちょっと外に目をむければそれは「地域」という言い方で表せると思うのだけど、必然とこどもたちが幼稚園や学校や習い事を始めたらそこで地域と繋がるし、地元で働いている人ならもちろんそこから生まれる繋がりもあると思うのだけれど、その地域のつながりでさえ自分が求めていかなくてはなかなか繋がるきっかけが持てないという現状が多いのではないだろうか。

最初は「兎に角、おもしろそうだから!」と思って幼稚園のお母さんに誘ってもらってなんの気なしに入会したのだけど、ここで見られる高いレベルの生の芸術、舞台であったり生の演奏会であったり、自分たちの手で作り上げて行く地域の中の小さな輪みたいな集まりで、月に大体一度は例会というかたちで何らかの劇を鑑賞したり、その前後には劇に因んだゲームだったり面白そうな大人企画こども企画を盛り込んでみたりとまあとにかく盛り沢山な訳なのだけど、「あそび」という観点から地域を見つめてみると、お金をたくさん掛けて遊べるような場所は結構あるけれど、お母さんもこどもも一緒に触れ合いながら地域とつながって触れ合って遊べるところってそうはないなって。
公園や公共の場所でさえ、今は危ないから迷惑がかかるからと閉ざされた場所になってしまっているところが多いことも現実にはあって、そこに嘆いているのならこんな素敵な集まりがあるんだよ!って声を大にして教えてあげたくて。

もちろん、家族のバックヤードは様々だし週末こそ家族水入らずで過ごしたい人もいるだろしそれはそれで良いのだけれど、「あそび」に物足りなさを感じていたり、芸術に興味はあるけれど、どう触れて良いのかわからないとか、地域と繋がってみたいけどわからないとか、子育てしながら行き詰まったり躓いたりして今の自分に少し窮屈さを感じていたら、思い切って外に出てみること提案したいんだよね。
同じジャンルの人ばかりでなく、いろいろな人がいるという面白さも含めて、地域と自分が繋がってくると子育てはすごくしやすく、楽になるんですよ!
自分だけでは図りきれない世界が「あそび」の中にはいっぱいあるのだよ〜

ということで、いっつもおもしろいことやってる「志木おやこ劇場」、多分学校とか幼稚園で時々ちらしも入ってきていると思うのだけど、ポイッて捨てないでちょっとだけアンテナ立ててみてください!この周辺から志木の辺りまで幅広い地域性をもって活動しています。

自分にとって大事なことは、きっとじわりじわりと伝わってくるものなので、その時が来たらキャッチしてもらえるかな〜と思って書きました。
読んでくださってありがとう。


ご興味のある方は是非!
志木おやこ劇場HP→http://shiki-oyako.blogspot.jp

そしてもうちょっと細かく聞いてみたいなという方は
thihiro@me.com   へ




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